Credit(信用)とCredo(我は信ず唯一の神)とは

S先生の備忘録

Credit(信用)とCredo(我は信ず唯一の神)とは。

借金とは本来、神の名の下で行われる神聖なる儀式であった。

クレジット
昨今、信用と借金を意味する。
つまり信用情報。我々にとって必要不可欠なものである。

元々はラテン語のCredo【我は信ず唯一の神】を語源としている。

信用取引が盛んに行われるようになったイスラム社会において

借金とはある種、神聖なものであり
唯一神の名において信用が確証されるという前提の下で人々に広がった。

金融と宗教的戒律は関係し合っており
信用とはある種の信仰とも言える。

世界有数の富豪民族であるユダヤ人は
富、金を扱うときある種の神聖さをもって接すると伝えられる

人によっては、人間という存在よりも富という概念に信用の重きを置く者も存在する。

それは根底に
富、金が神の名の下に存在するものであるという概念が存在することに他ならない。

富、金とはクレジットにより存在する架空であると同時に実質である。

現代人は富、金の存在を避けるべき存在。
不浄であると捉える傾向があると聞く。

その不浄な存在とするものによって生活を保証されているにも関わらず

人の運命を左右するこの不思議な存在はたしかに人智を超える
ある種、神の御業に近いものであるに違いなく。

我々は今一度、
この身近であって最も深遠である友と一心同体となり
共に道を歩むことをしなければならない。

S先生

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M&Aや企業カウンセラーを経て、現在は、投資家顧問業、企業顧問、活動家となる。

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